みなさん競艇(ボートレース)楽しんでますか?
まだまだなにをどう予想したらいいかわからない初心者さんや、展示の見方はわかるけど、舟券をどう組み立てたらいいかわからないという人。自分のルールに沿った『◯◯買い』がある人。様々な人がいると思います。
今回は初心に立ち返って、決まり手ごとの出やすい出目。つまりスジ舟券について説明していきます。
このスジ舟券は通用する競艇場と通用しない競艇場があります。全国24場ある競艇場はそれぞれレイアウトが違ったり、特徴が違います。今回は私のホームである『徳山競艇場』及び『下関競艇場』のようなスタンダードな競艇場についての説明をしていきます。
スジ舟券が通用しない競艇場に関しては後述していきます。
スジ舟券とは
まず最初にスジ舟券について説明します。競艇という競技の特性上、引き波にハマった艇はスピードダウンを余儀なくされます。
決まり手まくり、まくり差しで勝つ場合には引き波にハマる艇が出てきます。その場合その艇の2着の可能性は薄いという考えになりす。
基本的なスジ舟券
まずは基本的に考えられているスジ舟券について説明します。
まくり
まくりというのは画像のように内側の艇をまくっていく決まり手になります。この場合まくられる艇は引き波にハマります。
なので4号艇がまくった場合スジ舟券は4-5や4-6。
3号艇がまくった場合、スジ舟券は3-4や3-5になります。
まくり差し
まくり差しというのは1号艇を回してその他の艇をまくっていく決まり手になります。その場合は1号艇は引き波にハマらないので3号艇がまくり差しで勝つ場合は3-1という出目がスジ舟券になります。
差し
差しというのは主に2号艇が勝つ時に多く出る決まり手ですが、1号艇を回して差すという戦法です。この場合は2-1がスジ舟券になります。
スジ舟券応用編
次に実際に予想するときに使える応用技を紹介します。
ちょっと深い話になるんですが、まくりには2種類あります。
まず1つ目は伸び型にしてスリットから1マークに達するまでにまくり切ってしまうパターン。伸び型が得意な選手がいたら要注意。
このパターンでまくるときには先ほど説明したスジ舟券が当てはまります。
2つ目はツケマイ気味にまくるパターン。このパターンはスリットの段階では同体もしくは少し遅れ気味から1マークで1号艇をツケマイで潰すパターンのまくりです。このパターンだと、1マークまでに1号艇以外をまくってないので、例えば3がツケマイで勝つと2号艇が残ったりします。3-2のような出目が出るのはこのパターンがほとんどです。
じゃあどうやって見極めるの?って話になると思うのですが、まず簡単な見方として展示タイムです。
前回の展示の見方で説明したように展示タイム=伸び足です。つまり展示タイムが良くまくっていく選手なら1つ目のパターンです。展示タイムが同じくらいなんだけど、まくりで勝つパターンが多い選手の場合は2つ目の出目を押さえておくべきだと思います。
まくり率などのデータはこちらのボートレース日和様を参考にしてます。
簡単にまとめると
展示タイムが出ていてまくりが多い選手の場合は外の艇をヒモに。
展示タイムが同じくらいだけどまくり屋の場合は2着に内側の選手も入れる。
この2つを覚えるだけでかなり幅が広がると思います。
まくり差しの名手
今度は同じ3コースでもまくりにいかずまくり差しを主に使う選手を覚えておきましょう。その選手を頭で買う時には3-1を買った方が期待値が高いです。
①馬場貴也選手
SGでもお馴染みの馬場選手は艇界きってのまくり差しの名手。僕は3号艇に馬場選手がいたらまずは3-1から考えてますw
②磯部誠選手
愛知県のスター選手である磯部選手もまくり差しの名手です。最近は少しスタイルチェンジしたのかまくりもありますが、やはりまくり差しは絶品。
③峰竜太選手
もうこの選手は説目不要かもしれませんね。現在の艇界1のスーパースター峰選手もまくり差しの名手で有名です。ただ峰選手が3コースからまくり差しで勝つ条件として4コースのスタートが遅いというのがあげられます。スタート展示などで確認してみましょう。4コースにスタートが遅い選手がいればもう3-1で大丈夫です。
伸び型特化の選手
次に展示タイムをゴリゴリに出してまくり一発を狙う選手を紹介します。
①高田ひかる選手
まずは女子選手のなかでも屈指のまくり屋高田ひかる選手です。3号艇だとしても『3カド』にしたり4号艇だったらゴリゴリに伸び型に仕上げていきます。高田ひかる選手の展示タイムが出てたら要注意!!
②菅章哉選手
最近のチルト3度といえばこの選手。5.6号艇のときにはチルト3度にして6コースからまくっていくスタイルを取るのですが、3号艇のときなんかはチルトを0か-0.5にしています。それでも伸び型に仕上げてまくってしまうんだから伸び型といえばの選手の代表といっても過言はないでしょう。
③藤山翔大選手
藤山選手はもう超がつくほどのまくり屋。2コースからもどんどんまくっちゃいます。藤山選手が2コースの時は直まくりから舟券を組み立てるべきといわれるほどです。センターに陣取ってる場合でも構わず伸び型にしてくるので要注意です!
スジ舟券が通用しない競艇場
僕はスジ舟券が通用しない競艇場が苦手ですw
ここで僕が苦手な、いやスジ舟券が通用しない競艇場を紹介します。
①江戸川競艇場
江戸川は日本で唯一河川を活用した競艇場です。満ち引きに加えて川の流れもありなかなかスジ舟券通りにいかない競艇場です。
②福岡競艇場
福岡は1マークに特有の『うねり』があるためなかなか全速でまくっていくパターンが少ないのが特徴です。なのでツケマイパターンが多いといえるかもしれませんね。
③戸田競艇場
戸田はもうバックストレッチが狭いです。とにかく狭い。なので全速でまくっていくと消波装置にぶつかってしまいます。なのでなかなか伸びまくりのパターンが決まらないような気がします。昔あった44号機が猛威を振るった時代はそんなこと関係なかったですがw
まとめ
今回紹介したスジ舟券ですがこの考えを舟券組み立て時ちょっとでも思い出したら予想の精度が上がるかもしれませんね。
良かったら参考にしてみてください!
前回の展示の見方の記事も良かったら見てください↓↓
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