FXとはForeign Exchangeの略で、外国為替証拠金取引と呼ばれている投資です。日本円と米ドルを交換するなど、通貨と通貨を交換する取引をFXと言います。
FXで稼ぐ方法（利益が出る仕組み）
FXでは、外貨の売買により生まれる差益を狙い、稼ぐ仕組みとなっています。
写真のように、為替相場とは基本的に価格が常に「上がり続ける」・「下がり続ける」ことはなく、価格が上昇していく場合でも、上昇・下降を繰り返しながら上昇していきます。
そのためFXでは、下記の2つの方法で利益を得ることが一般的な手法です。
- 為替レートが安い時に買って高く売る。
- 為替レートが高い時に売って安く買う。
為替レートが安い時に買って高く売る
一般に認知されているFXの取引はこちらになると思います。
簡単に説明すると、為替レートが1ドル100円の時に購入し、1ドル110円のタイミングで売ると10円の利益が生まれます。
1ドル100円の時に10万円分購入していた場合、1万円の利益となります。(手数料等は除きます)
為替レートが高い時に売って安く買う
上記とは反対に、FXでは先に売り後から買うという方法が出来ます。
為替レートが1ドル110円の時に売り、1ドル100円の時に買うと、これも10円の利益が生まれます。
レバレッジを利用して稼ぐ方法
FXでは、レバレッジを利用して元手の資金以上のお金で外国為替取引が可能です。
それでは、次にレバレッジについて解説します。
レバレッジとは？
レバレッジという言葉には「てこの原理」や「てこの作用」のような意味があります。
この「てこの原理」を利用し、資金以上の取引ができることが「レバレッジ効果」と呼ばれています。
レバレッジのメリット
レバレッジのメリットは、少ない資金でも大きな取引ができるところです。
上記でも触れましたが、10万円という資金に対して250万円分の取引等が可能なため、少ない投資で大きな利益を得ることができます。
また、レバレッジによって少額でも投資できることがメリットと言えます。
国内と海外業者のレバレッジ倍率について
レバレッジの最大倍率には、国内業者と海外業者では大きく異なります。
それぞれのレバレッジ倍率は
国内 → 1倍、2倍…最大25倍
海外 → 1倍、2倍…500倍、800倍や1000倍、またはそれ以上も
なぜ、これほど差があるのかというと、日本の法律によってレバレッジは最大25倍までと決まっているため、国内業者は最大25倍が限度となります。
反対に海外ではレバレッジの倍率に規制がなく、業者によって最大倍率が違います。
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レバレッジのデメリット
資金効率の高まるレバレッジですが、デメリットもあります。
例えば1ドル100円で購入し90円で売ると、10円の損失となりますが、レバレッジを2倍・3倍…25倍とかけていくと損失も比例して大きくなります。
FXに借金のイメージのある方もいると思いますが、レバレッジをかけすぎることによって起こったと言えます。
しかし、基本的には借金になるケースは少なく、どの業者も投資額以上の損失が出ないようにロスカットと言われる制度があります。
このロスカットとは、業者によって定められている証拠金を下回ると、プログラムによって強制的に取引を終了するものです。
借金となる例外は、過去に起こったスイスショックのように、為替相場が一気に暴落しプログラムの処理が追いつかないことによって借金となりました。（追証と言います）
また、海外FX業者ではロスカットがされなかったり、普段の投資で資金がマイナスになってしまった場合でも、マイナス分を帳消しにしてくれる業者もあります。
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FXで失敗しないためには
私は、FXでは利益よりもリスクをどれだけ抑えられるかが大事だと思います。
それではリスクを抑えFXで失敗しないためには、どうしたらいいのか解説していきます。
レバレッジをかけすぎない
レバレッジは資金効率が上がる一方でリスクもあがります。
レバレッジをかけることは良いのですが、まずは自分の資金を考え、損失が出た場合に全ての資金、あるいは資金の大半を失うことのないレバレッジで投資を行うことが大事です。
トータルで利益が出せるような取引を心掛けましょう。
FXで100%の勝率は不可能です。
プロの投資家でも損失は起こります。
勘などで適当に取引しない
FXを始めたては右も左も分からない状態だと思います。
経験を積むことは大事ですが、まずは最低限でもチャートの見方等を知ってから行うべきです。
始めたての取引では金額を抑えて取引するとが大事です。
通貨ペアを絞って取引する
FXでは多くの通貨ペアで取引が可能です。
ありがちな失敗に多くの通貨ペアに手を出して管理しきれないということがあります。
また、通貨には「メジャー通貨」・「マイナー通貨」があります。
メジャー通貨とはドルや円、ユーロなど世界で取引料の多い通貨の事です。
このメジャー通貨は取引量の多さから、値動きがそれほど激しくないのが特徴です。
マイナー通貨とは南アフリカランドやトルコリラのような取引量の少ない通貨の事です。
この2つの通貨は金利の高さからある程度人気もありますが、値動きが荒く、この通貨に関わるニュース等があると大きく価格が変動するなど、予想の難しい通貨のため、最初はおすすめ出来ません。
まずは、ドル円等のメジャー通貨ペアでの取引で経験を積むと良いです。
損切りを必ず行う
損切りとは、自分の予想と違い相場が反対に動いた時にマイナスの状態であっても取引を終了させる事です。
初心者に良くあるのが、相場が予想の反対に動いてしまった時でも、待っていれば損失が軽くなる、または利益が出ると思い込む事です。
これによって損失が拡大するミスに、初心者は陥りがちです。
チャートの動き方によっては、損失に耐える事もありますが、理由もなく損失を増やしていくのは辞めましょう。
損切りはこの値段までいったら行うなど、自分でルールを決めていきましょう。
感情で損失に耐えるのは絶対いけません！
為替相場は自分の都合など考えてはくれません。
資金の○%損失が出たら損切りするなどの自分の都合で考える損切りは、私はおすすめしません。
(資金の2%の損失で損切りと言わる事もありますが)
チャートにはある程度の動き方があります。
自分の考える相場の動きと明らかに違う場合は損切りを考えましょう。
資金管理
FXを行ううえで、必ず必要になるのが資金管理です。
上記の損切りも資金管理の1つです。
FX以外のリスクの少ない長期に渡って投資するものは、資金管理もそれほど丁寧にやる必要はないかもしれませんが、FXでは資金管理を怠れば、それだけ高確率で損失に繋がります。
これはなぜかというと、他の投資と違いFXではレバレッジがあることが第一にあります。
レバレッジによって資金効率は上がりますが、それと比例してリスクも上がっています。
次にFXでは短期で取引を行うことが多く、何度も取引を行うので、資金管理を怠るとそれだけ損失のリスクが高まります。
そして1番大切な事は
FXの投資に使うお金は自分の余剰資金で行う事です。
FXにおいて勝率100%を維持することは不可能です。
生活費等、絶対に必要なお金を取引に使用するのは辞めましょう。
個人の生活によって変化しますが、一般的に余剰資金とは資産の30〜40%と言われています。
まとめ
何も知らない状態からFXを始めるのは、ハードルが高く感じるかもしれません。
ですが、知識をつけ、資金管理を行えるようになれば資産を増やしていく事も夢ではありません。
まずは、最低限の知識を身につけて、少額から取引を始めてみましょう！
このブログでは随時FXに関する情報も更新していく予定です。
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